2011年1月19日水曜日

イベント報告「小さな造形の旅~ガラス制作体験」Part4


寒い日が続いていますね。
年が明けて2011年となってしまいましたが、引き続き昨年11月23日に行われた「ガラス制作体験」Part4をご報告いたします!

温かい豚汁に心も体もほかほかになったお昼の休憩後は、制作体験に戻る前に、ガラス&革作家の野口和美さんのアトリエを覗かせて頂きました。普段見ることのない専門の道具が並ぶ作家さんの制作現場を見れるのは貴重な体験です。これはなんの道具だろう?何に使うの?という素朴な私たちの疑問にも、野口さんは応えてくれました。




私たちが普段使っている布用のミシンとちがい、厚い革を縫えるよう皮革用のミシンです。
革を滑らかにしたり、切ったりする、たくさんの珍しい道具が並んでいます。


皮の工房見学のあとはチームを交代して、制作の続きを行いました。
チーム1はエングレービング制作に挑戦!
いつも沢山絵を描いているこどもたちは、描き始めるのもスムーズ、いったん描き始めると集中してどんどん仕上げていきました!


チーム2は、吹きガラスに挑戦!
こどもより大人のほうが緊張した面持ちで作業にあたっていました。温度や危険が実感できる分、緊張するのでしょう。見学時間が長かった分、形にこだわりも出てきて、丁寧に形を作っていきました。

名誉会長の西森禎子先生も制作に取り組みました。

見るのとやるのでは大違い!こわごわした手つきでの制作。

そして最後に、イゲタ先生が吹きガラスの制作を行いました。
その素早く見事な手つきに、参加者一同食い入るように見学しました。

あっという間に時間が過ぎて、気が付くと外は地平線に沈む夕日が!
都会ではなかなか見れない、雄大で素敵な景色でした!

日が暮れる頃にはiGLASS STUDiOのもう一人のボス(?)あずきちゃんともすっかり仲良しに♪

作品が完成して、笑顔で最後に集合写真をぱちり!
五十嵐さんから、『みなさんとても興味津々で、楽しんでくれましたね!』と喜びのメッセージを頂きました。

そしてこちらが後日届きました、吹きガラスの作品です!
どれも個性的で、輝いています。

盛り沢山の1日で、報告がPart4にまで渡る報告となってしまいました。
今回のガラス制作体験の副題のとおり「さわってみよう!ふくらませてみよう!ガラスってどんなだろう?!」いろんな疑問を、創造活動をとおして体験することができました。このような活動を継続して、ICFAは未来を担う子ども達や応援者の方々に、これからも豊かな創造体験の機会を提供していきたいと思っています。

2011年1月9日日曜日

2011年新年のごあいさつ


あけましておめでとうございます。

2010年は会員の方々はじめ、たくさんの皆様のご協力を得て、4月にはICFA創立30周年のパーティー、6月にはICFA通信の発行、10月には「アトリエZERO」展覧会のワークショップ、そして11月には「小さな造形の旅」で、初のガラス制作体験を行いました!

ICFAの30年に渡る活動と西森先生の意思に共感し、新しく若手が西森先生と共にスタートしたこの1年を振り返ってみると、山あり、谷あり、本当に盛り沢山の年でした。熱い想いで取り組んだもの、様々な事情で実現できずに終わってしまったものもありました。ひとつひとつが、貴重な経験で、今後のICFAにとってよい糧となるであろう、学びの一年でもありました。

さて、2011年はいよいよ、2013年の春の実行を目指して、壁画総指揮の西森禎子先生と共に、ニュージーランドでの児童合作壁画交流に向けて本格的に活動を推進していきます!

その他、新生ICFAならではのものにも挑戦していきたいと思っております。

本年も国際児童親善友好協会をどうぞよろしくお願いいたします。

2011年初日の出(横浜湾)

次回は引き続き、「小さな造形の旅~ガラス制作体験」の報告Part4をお伝えいたします!