2012年5月6日日曜日

ICFA通信Vol.20完成のお知らせ


新緑が美しく、清々しい春の陽気となりました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?



「ICFA通信」の最新号が完成いたしました!
新緑の季節にぴったりな、爽やかなデザインを目指しました。

最新号の内容は、2012年9月にニュージーランドにて開催する「日本・NZ子どもの創造展」の決定報告、及び2011年度に行った日本とニュージーランドの児童文化交流に向けての様々な活動の報告を掲載しております。

私どもの希望であった日本とニュージーランドの子どもの作品を共同で展示する「日本・NZ子どもの創造展」の開催がニュージーランドのウェリントン市にて決定いたしました。多くの市民の方に両国の交流を紹介出来るよう、素晴らしい展覧会場Michael Fowler Centreにて、2012年9月9日~14日開催の予定で調整しております。

さらに、西森禎子先生がウェリントンの小学校3校を訪問し、指導をおこなう運びとなりました。この度の展覧会用の作品を、生徒と一緒に制作するための授業とワークショップをおこないます。各小学校とも連絡を取り始め、ニュージーランド側でもICFAの児童文化交流に大変興味を示していただき、2013年3月のニュージーランドでの壁画交流の実現にも協力的です。

駐日ニュージーランド大使館、ニュージーランドアジア基金等、多くの方々のご協力をいただいき着実に実現に向けて動いております。更に良いプロジェクトになるよう、新緑のように伸び伸びとICFAの活動を広げて行きたいと思います!

随時ブログにて進捗をご報告いたします!




2012年1月19日木曜日

『ニュージーランドに向けての作品制作ワークショップ』ご報告

1月15日(日)ピリッとした寒さの中、気持ち良い青空が広がる横浜で、
『ニュージーランドに向けての作品制作ワークショップ』が開催されました。

園児から中学生まで、幅広い年齢の子ども達がワークショップ広場に集まりました。
今回初めてICFAのワークショップに参加する子ども達もたくさんおり、大変にぎやかな会となりました。

始めは少し緊張気味の子ども達でしたが、西森先生から、「ニュージーランドと日本が仲良く交流する気持ちを絵で表現するんだよ」「ニュージーランドはどんな国かな?どんな動物がいるのかな?」「日本の象徴はどんなものがあるかな?」の問いに、少しずつ目が輝いていき、どんどんアイディアが出てきました。

今回のワークショップでは、2012年にニュージーランドにて開催予定の児童画交流展で展示予定の作品を制作しました。
外国で自分の作品が展示される、というめったにない機会のためか子供たちの気合い、いつもに増して強く感じられました。
そして、西森先生、福原先生、イゲタ先生の、こどもの内面を引きだすアドバイスで、固かった想像力も少しずつほぐれ、だんだんと自分の持つ創造する力を発揮していきました。子ども達は、ニュージーランドという国のことをもっと知ろうと、資料を見たり話を聞いたりしながら、行ったことのない遠い国に、おのおの思いを馳せながら制作していました!

描く事を楽しみ、そしてさらに良い絵にするために粘り強く指導者のアドバイスを聞き、完成まで諦めないで挑戦する子供たちの姿が印象的でした!

空高く、伸び伸び描かれたダイナミックな東京タワー。
花びらの繊細さや春の風を感じる、桜の大木の花吹雪。
富士山の前で、最高の笑顔で手をつなぐ、ニュージーランドと日本の子ども達。
日本の野菜の艶や土の香りを、クレヨンで力強く表現した作品。
両国の象徴の動物が見事に描かれた、創造の力溢れる作品。

どの作品も両国の交流の心を表現し、創造力を発揮した、素晴らしい作品が完成しました!

ニュージーランドで日本の子ども達の絵の交流展を行うのが、
スタッフ一同、今まで以上にとても楽しみになりました!!







2012年1月3日火曜日

2012年新年のごあいさつ

あけましておめでとうございます。

2011年は3月の震災の影響にも関わらず、会員の方々はじめ、たくさんの皆様のご協力をいただき、活動を行う事が出来ました。心からお礼申し上げます。

2011年を振り返ってみますと、一歩一歩ではありますが、いろいろな場所でICFAの活動を伝える機会に恵まれ、またニュージーランドとの児童文化交流に向けて活動した、充実した1年でした。

2012年は年明けすぐに、115日「ニュージーランドに向けての作品制作ワークショップ」が横浜で開催されます。そして、いよいよニュージーランドでの児童画交流展開催に向けて、動き出します!

本年もどうぞよろしくお願いいたします。


ニュージーランド(マウントクック)

2011年12月26日月曜日

『ニュージーランドに向けての作品制作ワークショップ』

賑やかなクリスマスが終わり、街はすっかり年末の雰囲気ですね。
いかがお過ごしでしょうか?

『ニュージーランドに向けての作品制作ワークショップ』いよいよ来年1月15日に開催となります。申込締切は、201218日(日)までとなります。お申し込みお待ちしております!

ニュージーランドの特色や日本の象徴を取り入れ、交流の心を伝えながら、画家・児童絵画心理研究家の西森禎子を中心に参加児童の創造力を導き、作品制作をおこないます。完成した作品は、2012年にニュージーランドにて開催予定の児童画交流展に展示いたします。記念すべきこのイベントにぜひご参加ください!


日程:  2012年1月15日(日)

時間:  午前の部 10:00-12:30 /午後の部 13:30-15:30
  ・年長(5歳児)~小学生2年生:午前の部参加
  ・小学生3年生~中学生:午前と午後の部を通しで、両方参加

会場:横浜市市民活動支援センター 4F ワークショップ広場
         (横浜市中区桜木町1-1-56 みなとみらい21クリーンセンタービル/ TEL 045-223-2666)
            *JR線・横浜市営地下鉄線「桜木町駅」から徒歩 7分 
   * みなとみらい線「みなとみらい駅」から徒歩10分
  
定員・対象:50 / 年長(5歳児)~中学生

参加費:1,000

持ち物:各自お持ちの水彩絵の具一式 
(園児はクレヨン、クレパス持参可)
 ※画用紙はこちらで用意します

申込・お問い合わせ:
参加ご希望のかたは
1.参加者・保護者氏名(ふりがな)
2.年齢(学年)
3.住所
4.電話番号
を明記の上、Eメール(icfa.yokohama@gmail.com)、
又は、FAX(045-413-2339 子どもアトリエ)でお申し込みください。

※応募多数の場合は抽選となります。
※お申し込みいただいた方には、追って詳細をご連絡いたします。

主催:国際児童親善友好協会
後援:ニュージーランド大使館
協力:日本ニュージーランド協会  NPO法人もあなキッズ自然楽校




会場地図 

2011年12月17日土曜日

合同研究会発表のご報告

1210日(土)池袋にある帝京平成大学のキャンパスにて、日本ニュージーランド協会・日本ニュージーランド学会による合同研究会が開催されました。

日本におけるニュージーランド研究が盛んになるよう、定期的に開催されているこの合同研究会に、ICFAの西森禎子名誉会長が『世界のこどもの心を鷲づかみ!~ニュージーランドにおける児童壁画交流の試み』というタイトルで発表をおこないました。

スライドでは、画家としての活動、40年前にさかのぼる壁画交流の原点、ICFA立ち上げの経緯、児童絵画心理、過去の交流の紹介を行い、笑いあり、涙あり、の思い出深いエピソードの披露。また、これからニュージーランドでの交流に向けての意気込み、など情熱のこもった発表となりました。

特に西森先生の発表の中で印象的だったのは、のちにICFA設立のきっかけとなるハンガリーで1977年に開催された「日本、ハンガリー児童画合同展」のエピソードでした。訪れたハンガリーで子供たちと過ごした様子、当時の共産国の中にもかかわらず、笑顔あふれるこどもの様子など、写真をとおして貴重な体験を共有することができました。
また、1988年上海での壁画交流の際に、完成披露直前に日本人の子どもが描いたお城の絵に×印の落書きをされてしまった事件のエピソードでは、国と国との過去のいさかいがずっと人々の心に根ざしてしまうことの悲しさ、けれども落書きを必死に消そうとした中国人の先生の想いに、傷ついたであろう子供の心が少し癒され、個々のつながりが未来への希望となること、言葉をつまらせながら発表する西森先生に会場の参加者たちの心も揺さぶられました。

色とりどりの子供たちの創造の世界。
国を越えて造形美術をとおして、子供たちの交流を図る活動。
西森先生の熱く発せられる言葉が聞く者の心を鷲づかみにする、芸術家らしい発表だったと思います。

スタッフでも、断片的に聞いていたエピソードや、部分的には知っている活動もありましたが、今回改めて古い資料を掘り出した中で見つかった過去の交流の写真などでは、やはり百聞は一見にしかず、とても心をゆさぶられるものでした。

ICFAの活動は、ものすごく大きなことではないかもしれないけれど、一人一人の子供の心に、小さくても確実に種をまいてきた活動。世界中の子供たちの心に、これからも国を越えた未来への種をまいていきたい、そんなふうに感じさせてもらいました。




遠いところ、ICFAの会員の方が多数駆けつけ下さいました。
次号のICFA通信にて、ご報告出来ればと思います。



2011年11月27日日曜日

お知らせ『ニュージーランドに向けての作品制作ワークショップ』

日本とニュージーランド両国の児童文化交流を深めるため、児童を対象とした、造形美術のワークショップを開催いたします。ニュージーランドの特色や日本の象徴を取り入れ、交流の心を伝えながら、画家・児童絵画心理研究家の西森禎子を中心に参加児童の創造力を導き、作品制作をおこないます。完成した作品は、2012年にニュージーランドにて開催予定の児童画交流展に展示いたします。記念すべきこのイベントにぜひご参加ください!

日程:  2012年1月15日(日)

時間:  午前の部 10:00-12:30 /午後の部 13:30-15:30
  ・年長(5歳児)~小学生2年生:午前の部参加
  ・小学生3年生~中学生:午前と午後の部を通しで、両方参加

会場:横浜市市民活動支援センター4F
         (横浜市中区桜木町1-1-56 みなとみらい21クリーンセンタービル) 
    TEL: 045-223-2666
   
定員・対象:50 / 年長(5歳児)~中学生

参加費:1,000

持ち物:各自お持ちの水彩絵の具一式 
(園児はクレヨン、クレパス持参可)
 ※画用紙はこちらで用意します

申込締切:201218日(日)まで

申込・お問い合わせ:
参加ご希望のかたは
1.参加者・保護者氏名(ふりがな)
2.年齢(学年)
3.住所
4.電話番号
を明記の上、Eメール(icfa.yokohama@gmail.com)、
又は、FAX(045-413-2339 子どもアトリエ)でお申し込みください。

※応募多数の場合は抽選となります。
※お申し込みいただいた方には、追って詳細をご連絡いたします。

主催:国際児童親善友好協会
後援:ニュージーランド大使館
協力:日本ニュージーランド協会  NPO法人もあなキッズ自然楽校



2011年11月22日火曜日

イベント報告 ミニワークショップ@さくら茶屋にししば

111日より『世界の国からこんにちは!こどもの絵画展ミニ』の展示を行っている金沢区にある「さくら茶屋にししば」で、1116日(水)地域の子ども達を対象に、ガラスを使ったミニワークショップ「ガラスでつくろう!クリスマスオブジェ」を開催いたしました。

ガラス作家・ICFA理事のイゲタミレイさんが、今回のワークショップの企画・制作指導を担当しました。大変好評で、園児~小学校高学年の子ども達が20名も参加してくれました。

初めてガラスの造形美術に挑戦した子ども達。まずは、どんなデザインにするか、下絵制作からスタートです。「クリスマス」のテーマから、雪だるまやクリスマスツリーが大人気。



下絵を活かしてカッティングシートに描いた絵を、丁寧にカットします。



カットしたシールをガラスに貼り、特殊な液をつけて、10分程待ちます。そうすると、雪のような繊細な、磨りガラスの効果が出来ました。

仕上げに、ダイヤモンドビットのついた電動リューターでガラスを削って、線を加えて、完成です!

子ども達が、最後まで熱心に取り組んだ、ガラスのオブジェ。
子どもたちの思い思いの絵、ガラス創造的な形や線としてに表現されたました。また、今回の絵画展で展示されている、フランスの児童の作品に描かれた(日本ではちょっと珍しい!?)三段の雪だるを素敵にガラスに描いた作品もありました!



初めてのガラスでの制作に、ドキドキしながらもがんばった子ども達、
最後は「とっても楽しかった!!」と大切に作品をくるんで、嬉しそうに帰って行きました。

『世界の国からこんにちは!こどもの絵画展ミニ』は、展示の子どもの作品で、さくら茶屋が明るくなり、とても楽しい雰囲気と、大変好評を頂いており、12月3日(土)まで延期して展示を行います。どうぞ、お近くにお寄りの際は、是非足をお運び下さい!