2011年6月30日木曜日

iGLASS STUDiO 五十嵐智一さん展覧会のお知らせ

早いものでもう半年以上もたってしまいましたが、昨年このブログでもご報告しました『小さな造形の旅~ガラス体験』でお世話になった千葉にあるガラスとかばんの工房 『iGLASS STUDiO』(http://www4.ocn.ne.jp/~iglass/)からのご案内です。

造形の旅の際には、ステキな笑顔で参加者をもりあげてくださり、初めての体験者もとても楽しい雰囲気の中、ガラス体験を楽しむことができました!


iGLASS STUDiO 五十嵐智一さんの展覧会のお知らせです。

iGLASS STUDiOでは、廃蛍光管(蛍光灯のガラス部分)のリサイクルガラスを使用しています。
普段みるガラスとはまたちがった表情を発見できるはずです!
お時間を見つけて、ぜひ足をお運びください。






磁器×硝子
五十嵐智一展(硝子)
同時開催「盛岡希世子展(磁器)」
2011.6.30thu - 7.6wed
12:00 - 19:00(最終日:17:00まで)/ 会期中無休






ギャラリー空箱(ソラノハコ)
〒150-0021
東京都渋谷区恵比寿西2-11-7
tel/fax 03-5489-8882
●JR恵比寿駅西口/東京メトロ日比谷線2番出口より徒歩5分
●東急東横線代官山駅東口より徒歩7分

今夏を彩る硝子が約70点並びます。新しい硝子の表情を是非ご高覧下さい。






2011年6月20日月曜日

応援メッセージ

季節も初夏に向かうちょうど手前の季節、梅雨の時期になりました。
ちょうど1年の折り返し地点でもありますが、いかがお過ごしでしょうか?

梅雨はシトシトやジメジメというマイナスな印象もありますが、そんななか、雨上がりの街では紫陽花の美しさが目にとまります。


紫陽花の花をよく見てみると、小さな小さな花が調和をもって咲くことで、ひとつの大きな豊かな花を構成しているように感じます。

ICFAの活動も小さな力がたくさん集まって、大きな世界に目を向けた活動を目標に歩んで行く会だという思いを重ねました。

4月に急遽発行したICFA通信Vol.18臨時号は、まだまだこの度の震災後の影響が残り、落ち着かないなかで作業をおこないました。しかし、ICFA通信発送後、すぐに多くの会員のみなさまから2011年度の活動に対して応援が届きました。

また、なかには応援メッセージを添えて下さる方もいらっしゃいました。ほんの一部となりますが、ご紹介いたします。


『来年のニュージーランドに向けて頑張ってください!』

『楽しみに応援しています!』

みなさまの、ご協力に感謝いたします。

小さなひとことひとことが、スタッフの今後の活動をがんばろうという気持ちを盛り上げてくれます。今後の活動はもちろん、次号のICFA通信をお届け出来るように、スタッフ一同がんばります。







2011年4月29日金曜日

ICFA通信 Vol.18完成のお知らせ

満開の桜が見事な美しさで散り、新緑がまぶしい季節がやってきました。皆様、いかがお過ごしでしょうか?


臨時号として急遽制作いたしました、ICFA通信 Vol.18が完成いたしました!

いままで青を基調としてきたICFA会報や通信のデザインですが、今回は「復興を願う、この様な状態の日本の中で、こども達の未来を信じ、こども達を創造活動をとおして応援しようという強い意志をもったICFA通信にしたい!」というメッセージを込めて、ビタミンカラーである、オレンジ色をデザインに投入しました。文章、写真、色彩の持つ力を集結させ、皆様に元気と活動に向けてのメッセージをお届けするICFA通信を目指しました。

紙面スペースの都合上、通信に掲載ができなかった「編集後記」をお届け致します。

[Editor's Note 編集後記]
今回も多くの人の力で、ICFA通信を完成させることが出来ました。若手中心で制作を進め、今回初めて宮部美知子さんがデザインを担当してくれました。イゲタミレイさんとは、何を一番に伝えたいのかじっくり話し合い、元気な紙面作りを目指し全体の構成を決めました。また、名誉会長の西森禎子先生はじめ、ICFAをサポートしてくれる方々にアドバイスを頂き、最後の詰めをおこないました。震災の影響が続く日々ではありますが、ICFA通信の制作をとおして、ICFAの活動を元気に進めていきたいと改めて思いました。(ICFA会長 武田郁子)

震災の後すぐの通信、明日の状況がまったく読めない中でしたが、いかに皆様に元気をお届けできるか、わたしたちの決意をお伝えできるか、がんばりました。まだまだ、不安の多い日本ですが、ICFAらしく、夢を追いかけて、こどもたちと共に明るい未来をつくるべく活動していきたいと思います。(ICFA理事 企画・制作 イゲタミレイ)

元気な明るいデザインをと考えて作成しましたが、子供達が楽しそうに取り組んでいる写真を見て、私も楽しい気分になりました。子供達のパワーはやはり素晴らしいですね。(デザイン 宮部美知子)


2011年4月2日土曜日

ただ今、ICFA通信準備中です




このたびの東北地方太平洋沖地震による各地での甚大な被害に、心を痛めるばかりです。みなさまの中にも、あるいは、ご関係の方々にもこの被災が及んでいるのではと思慮しております。被災地の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

この度の震災の影響が続く中ではありますが、このような時だからこそ、ICFAにしかできない活動があると信じ、今年度も未来を担う子どもたちの創造力を育む 活動・交流により一層の力を注いで参りたいと考えております。次回のICFA通信は臨時号として発行を予定しており、ただ今編集作業を進めております。

今年の桜も少しずつ咲き始め、春はもうそこまでやってきているのを感じます。春本番を向かえる4月に、皆様に元気なICFA通信をお届け出来るよう、がんばります!


2011年2月9日水曜日

冬に訪れる、よこはま開港150周年記念壁画

春の気配を感じる暖かい日と、真冬のような日が交互にやてくる2月ですね。いかがお過ごしですか?

今回は久しぶりにぽかぽか陽気に誘われて、「よこはま開港150周年記念壁画」を観に出かけました!
昨年7月のブログで壁画制作の様子をお伝えしたとおり、20098月に開港150年を迎えた横浜の記念として、横浜市神奈川区に完成し、小・中・高校生84が参加した、タテ7m×ヨコ47mの巨大壁画です。


神奈川スケートリンクの壁面に制作され、隣接する反町公園の自然と調和した美しい壁画です。四季をとおして楽しめる豊かな自然環境、横浜の歴史の象徴的な場所に「よこはま開港150周年記念壁画」が完成したことは、本当に素晴らしいことだなと、今回壁画を訪れて改めて感じました。

壁画と隣接する反町公園は、木々が公園全体に広がる穏やかな場所で、市民の憩いの場所として親しまれています。冬の日に太陽の温もりを探し求めて、愛犬と散歩する人や随所に置かれたベンチで腰を下ろしてのんびりとくつろぐ人の姿がありました。また、冬の寒さもへっちゃらな様子で、壁画に近い広場や噴水のまわりは元気に遊びまわる子どもたちで賑わっていました。広場では、神奈川スケートリンクの小さな生徒さん達が、そろって回転ジャンプの練習をしていました。




まるで置物のように整列した鳩たち(笑)も、公園の花壇でひなたぼっこ中でした。


広場の周辺の花壇はきれいに手入れされていて、寒さに負けず冬の間花を咲かせるパンジーやデイジーが公園に彩りを与えていました。


あまり知られていないかも知れませんが、反町公園は横浜の文化と歴史の象徴的な場所なのです。公園の近くには、横浜開港時のアメリカ領事館として使用された本覚寺や、フランス領事館として使用された慶運寺が近くにあります。
また、1949年に神奈川県と横浜市共催でおこなわれた「日米貿易博覧会」の開催地として活用されました。博覧会閉会後は演芸館が神奈川スケートリンクに、その他のパビリオンが横浜市役所市庁舎となり、約10年にわたって市の中心となったそうです。その後市役所が関内に移転し、現在では神奈川区役所が隣接しています。周囲はビルなどが建ち並ぶ市街地ですが、その中にあって比較的広い公園であるのは、このような横浜の歴史が関係しているからなのです。まさに、横浜開港150年を祝うのに相応しい場所なのです。


散歩の途中、壁画を楽しむ様子
現在ICFA2013年の春の実現を目標に取り組んでいるニュージーランドでの児童合作壁画交流も、この壁画のように子どもたちの創造活動や交流に相応しく、また多くの方々に楽しんで頂ける環境で実現できるように準備を進められればと、スタッフ一同思っております。

2011年1月19日水曜日

イベント報告「小さな造形の旅~ガラス制作体験」Part4


寒い日が続いていますね。
年が明けて2011年となってしまいましたが、引き続き昨年11月23日に行われた「ガラス制作体験」Part4をご報告いたします!

温かい豚汁に心も体もほかほかになったお昼の休憩後は、制作体験に戻る前に、ガラス&革作家の野口和美さんのアトリエを覗かせて頂きました。普段見ることのない専門の道具が並ぶ作家さんの制作現場を見れるのは貴重な体験です。これはなんの道具だろう?何に使うの?という素朴な私たちの疑問にも、野口さんは応えてくれました。




私たちが普段使っている布用のミシンとちがい、厚い革を縫えるよう皮革用のミシンです。
革を滑らかにしたり、切ったりする、たくさんの珍しい道具が並んでいます。


皮の工房見学のあとはチームを交代して、制作の続きを行いました。
チーム1はエングレービング制作に挑戦!
いつも沢山絵を描いているこどもたちは、描き始めるのもスムーズ、いったん描き始めると集中してどんどん仕上げていきました!


チーム2は、吹きガラスに挑戦!
こどもより大人のほうが緊張した面持ちで作業にあたっていました。温度や危険が実感できる分、緊張するのでしょう。見学時間が長かった分、形にこだわりも出てきて、丁寧に形を作っていきました。

名誉会長の西森禎子先生も制作に取り組みました。

見るのとやるのでは大違い!こわごわした手つきでの制作。

そして最後に、イゲタ先生が吹きガラスの制作を行いました。
その素早く見事な手つきに、参加者一同食い入るように見学しました。

あっという間に時間が過ぎて、気が付くと外は地平線に沈む夕日が!
都会ではなかなか見れない、雄大で素敵な景色でした!

日が暮れる頃にはiGLASS STUDiOのもう一人のボス(?)あずきちゃんともすっかり仲良しに♪

作品が完成して、笑顔で最後に集合写真をぱちり!
五十嵐さんから、『みなさんとても興味津々で、楽しんでくれましたね!』と喜びのメッセージを頂きました。

そしてこちらが後日届きました、吹きガラスの作品です!
どれも個性的で、輝いています。

盛り沢山の1日で、報告がPart4にまで渡る報告となってしまいました。
今回のガラス制作体験の副題のとおり「さわってみよう!ふくらませてみよう!ガラスってどんなだろう?!」いろんな疑問を、創造活動をとおして体験することができました。このような活動を継続して、ICFAは未来を担う子ども達や応援者の方々に、これからも豊かな創造体験の機会を提供していきたいと思っています。

2011年1月9日日曜日

2011年新年のごあいさつ


あけましておめでとうございます。

2010年は会員の方々はじめ、たくさんの皆様のご協力を得て、4月にはICFA創立30周年のパーティー、6月にはICFA通信の発行、10月には「アトリエZERO」展覧会のワークショップ、そして11月には「小さな造形の旅」で、初のガラス制作体験を行いました!

ICFAの30年に渡る活動と西森先生の意思に共感し、新しく若手が西森先生と共にスタートしたこの1年を振り返ってみると、山あり、谷あり、本当に盛り沢山の年でした。熱い想いで取り組んだもの、様々な事情で実現できずに終わってしまったものもありました。ひとつひとつが、貴重な経験で、今後のICFAにとってよい糧となるであろう、学びの一年でもありました。

さて、2011年はいよいよ、2013年の春の実行を目指して、壁画総指揮の西森禎子先生と共に、ニュージーランドでの児童合作壁画交流に向けて本格的に活動を推進していきます!

その他、新生ICFAならではのものにも挑戦していきたいと思っております。

本年も国際児童親善友好協会をどうぞよろしくお願いいたします。

2011年初日の出(横浜湾)

次回は引き続き、「小さな造形の旅~ガラス制作体験」の報告Part4をお伝えいたします!