いよいよ梅雨が明け、夏本番となりました。
この暑さで思い出さずにはいられないのが、昨年夏に奮闘した「よこはま開港150周年記念壁画」の制作です!
ちょうど1年前の7月25日〜8月3日、小・中・高校生84名+指導者・スタッフ総勢約110名で、暑さと雨にも負けず巨大壁画を完成させました!!
与えられた壁面の環境や状況=「壁の条件」が毎回違うということは、壁画制作の醍醐味であると同時に、最大の困難でもある言えます。そのため、実行前に「壁の条件」にどうやって対処するか、試行錯誤が繰り返されます。
「よこはま開港150周年壁画」を初めて見られる方は、見上げるとあまりの高さに「子ども達がどうやってあの高さまで描いたの??」と不思議に思われるかもしれません。壁画の全体構成と周りの景色との調和のため壁面をフル活用し、4段もの足場を組んでの制作となりました。そして安全確保のため、子ども達はヘルメットと安全ベルトを着用し、絶対に悪ふざけをしないという硬い約束のもと、制作に励みました。これも「壁の条件」を克服するための策でした。そして、本当の意味での壁との闘いはここから始まるのでした‥(つづく)