2010年8月16日月曜日

人の出会いで繋がる壁画交流

朝から元気に外で遊ぶ子ども達の姿や、やけに空いている通勤電車を見ると、街中がすっかり夏休みだなと思います。
皆さんは今年の夏はもう旅に行きましたか?
それとも、もうすこし涼しくなるのを待って、今は旅の計画中ですか?


旅の計画はワクワクするものですね。
どこに行って、何を観て、どんな発見があるのかな、など考えると楽しみは広がります。
皆さんは旅の計画を立てるのにまず何から始めるのでしょうか?



ICFAが行う世界各地の子ども達と日本の子ども達の共同作業による「国際児童壁画交流」の活動計画は、人との出会いから始まります。

まずはスタッフの「海外に壁画交流に行くぞ!」という想いから、交流の候補地のリサーチを始めます。世界各国たくさんの国がありますが、その中から日本から小学生中学年〜中学生まで十数名の子ども達を連れて行っても大丈夫な治安の良いところ、そして子ども達の創造力がかき立てられるような自然や文化が豊かであるところが候補地選びではポイントになってきます。

そしてまた重要なのが、まだ多くの事柄が決まっていない企画段階から、「2013年ニュージーランドでの壁画交流を目標にしています!」と人に私達の想いを伝えることだと思います。多くの方に現地の情報を頂き、それがきっかけとなり、出会いに繋がり、交流が実現します。

最終的に壁画交流を行うまでの準備期間として、両国の子ども達の絵画作品の交換や展覧会などを行います。この長い計画期間も大切にして、一歩一歩壁画交流の実現に向けて進んで行くこととなるのです。

現在ICFAでは少しずつですが、2013年の春にニュージーランドでの壁画交流実現に向けて動きはじめています。ひとりの力ではなかなか実現がむずかしいと思えることでも、多くの方と出会い、そういった方々の力を借りることによって、子ども達に海外で心の交流を通した創造活動という、かけがえのない体験のチャンスをつくってあげることができるのです。

今までのICFA活動を振りかえる記事と合わせて、活動進捗報告やイベントのお知らせを掲載していきます。どうぞ、お楽しみに!